めだかを飼う(初めての方向け)

子どもがメダカを飼いたい!と言ったらどう思いますか?

必要な物が沢山あるからどうしようかな~と思ってしまう方が多いのではないでしょうか?

でも安心してください。実はメダカを飼うのは意外と簡単なんですよ。

大事なのは、容器の大きさ、メダカの数、ソイルの量、水草です。

・屋外屋内共通

屋外で飼う場合にも、屋内で飼う場合にも共通して配慮しなければならないのは、水槽や睡蓮鉢といった容器の容量(=水の量)と、中に入れるメダカの数(大きさ)です。

水の量は多ければ多いほど良く、メダカの数も少ない方が安定して飼育が可能です。

一般的には、水一リットルにつき、メダカ1匹ぐらいを目安にするのがいいと言われています。もちろん、色々と配慮をすることで、これよりも多くのメダカを飼うことも可能です。

もう一つ大事なことは、ソイル(土:赤玉土がおすすめ)の量です。このソイルの量もできるだけ多くした方が水質が安定して、水質の急変によってメダカが落ちる(死ぬ)割合を下げることができます。

容器には水草を入れてあげてください。水草は、光合成により水中に酸素を供給してくれるのはもちろん、メダカの隠れ家になってくれたり、卵を産み付ける場所(産卵床)になってくれたり、時にはエサになってくれたりしますので、とても大事です。一般的なのは、ホテイアオイ、アナカリス(オオカナダモ)、カボンバ、マツモなのです。

メダカにあげるエサについては、「めだかのエサ」を参考にしてくださいね。

・屋外で飼う

メダカは北海道を除く日本各地の池や流れの穏やかな川に住んでいます。ですので、北海道以外に住んでいる方であれば、通年で、メダカを屋外で飼うことが可能です。

ただ、東北といった低温になる地域では、冬の飼育環境については、配慮が必要でしょう。容器を大きく深くしたり、地面に直接置くのではなく発泡スチロールなど断熱材を敷いてあげると凍結対策になります。

夏は直射日光が当たらないように日陰を作ってあげるとメダカも安心です。

とは言え、メダカは基本的にはとても丈夫な魚なので、難易度はかなり低いです。

・屋内で飼う
屋内で飼うときに注意したいのは、照明です。屋内では日光が不足がちになるので、水槽に水草を入れてあげても直ぐに枯れてしまうことが多いです。ただ、窓際に置くと収れん火災の原因となったりすることもあるのでおすすめしません。屋内飼育のメリットは水の温度が安定しやすいことです。冬でも元気に泳ぐメダカたちを観賞することができるでしょう。

めだかニュース編集部

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