メダカに限らず、金魚などの小型の淡水魚を飼っていると栄養分豊富なエサの候補としてミジンコが浮上してきます。
やはり、人工のエサよりも自然のエサの方がいいですよね。
さて、ミジンコをメダカにエサとしてあげる場合、いちいちミジンコを採集してきたり、購入していたのでは大変なので、培養して増やすことを考える必要があります。
ミジンコを増やすのは大変なイメージがありますが、実は結構簡単なんです。
必要なのは、増殖させるための
・親ミジンコ
・容器
・ミジンコのエサ
たったこれだけです!
親ミジンコは近場の田んぼなどの泥をもらってくれば、大丈夫です。
容器で一番手軽なのがペットボトルです。もちろん、100均で買える容器や、小さいプラスチックの水槽などでも大丈夫。
最後にエサですが、これも色々と候補があります。よく知られているのは、ホウレンソウパウダー、鶏糞、ミジンコ専用の市販のエサ、ドライイースト、金魚の餌、生クロレラ、エビオス錠、レタスジュース等があり、みなそれぞれに有効です。
ただ、個人的に一番コストパフォーマンスが高いと感じるのは、ドライイーストです。
食用にするわけでもないので、キチンと密閉しておけば冷蔵庫に入れる必要もなく、長期の保管も簡単です。
また、臭いに関しても多少はありますが、これも個人的な感想ではありますが、ほとんど気にならないレベルです。
ドライイーストはそのままだと溶け残りも出るので、先に他の容器で水に溶かし、そのイースト水をミジンコ水槽に加えるのがベストです。ちなみに濃さは濃すぎるよりも薄めがオススメですよ。
ミジンコは水流に弱いので強いエアレーションをしてしまうと弱ってしまいます。大量培養を試みているのでなければエアレーションはなくても培養が可能です。ただ、酸素不足を防ぐために軽いエアレーションは有効です。なお、ミジンコは酸欠になると赤くなりますので、判断の基にしてみてください。
極端な話し、1匹のミジンコでも、じっくり待っていれば、直ぐに大量に増殖してくれますので、是非試して見てくださいね!
目指せ、ミジンコ安定供給!