カンフーカマキリ!ハナカマキリの赤ちゃんとハエトリグモの戦い

カマキリ目ハナカマキリ科に属する「ハナカマキリ」は、部分的にピンクがかった白色をした、カマキリの仲間の中ではかなり特徴的な見た目をした昆虫。ランの花に集まると考えられていたことから「ランカマキリ」「ランハナカマキリ」などとも呼ばれるそうですが、見た目がそもそも「ランの花」の様で、非常に美しい昆虫です。

今日は、そんなハナカマキリの赤ちゃん(1齢幼虫)の短い動画をご紹介しましょう。

まさに鎧の如く頑丈そうで、とても強そうに見えるその姿の大写しで映像は始まります。葉や枝の上を移動している姿を遠目に撮影しているシーンではいかにも小さそうで可愛らしくも見えるのですが、いえいえどうして。身体は小さくとも攻撃的で好戦的。

カマキリは共食いを普通にするので、生まれてからまず最初の敵、自分の命を脅かす可能性のある存在は、兄弟や仲間なのです。そして次に来るのが、自分より何倍も大きなクモ。「ジャンピングスパイダー」、日本語ではハエトリグモと呼ばれるクモです。

映像には、カマキリの赤ちゃんの視線で見たらあまりの恐怖で固まってしまうのではないかと思う程に大きくて、なおかつ怖そうな見た目に映っています。しかし、怖さにひるむことなく、次の瞬間、ハナカマキリの赤ちゃんの取ったポーズはなんと「カンフー」。自分を大きく見せるためのポーズだとしても、あまりにキマッっていて格好よく、思わず手に汗握ってしまうシーンです。というわけで、続きは映像をご覧ください。最後のシーンが衝撃的なので、心の準備をしてみて下さいね。

めだかニュース編集部

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