世界には動物園が1000か所以上あるといわれます。小さな動物園から広大な敷地面積を持つ動物園まで様々。ちなみに日本の最古の動物園は、1882年開業の東京・上野動物園。それに対して、世界最古の動物園は、オーストリア帝国の宮廷・小動物園として開設されたシェーンブルン動物園といわれます。開設された年はなんと1752年。上野動物園よりも130年も前に開設されたのですね。
というわけで今日は、一度は訪れてみたい世界の動物園をご紹介いたします。動物好きであればいつかはアフリカに行ってみたい、という人も多いと思いますが、ユニークな特色を持っていたり印象的な展示をしていたりと、世界の動物園に足を運んでみるのも動物たちの知られざる魅力が見えておすすめです。
1. サンディエゴ動物園 （アメリカ合衆国カリフォルニア州）: サンディエゴ動物園は、その革新的な展示スタイルと動物福祉への取り組みで世界的に有名です。約800種、約4千頭が飼育されている最大規模の動物園で、パンダやコアラなど、希少な動物を間近で見ることができます。
2. シンガポール動物園（シンガポール）：「世界で最も美しい動物園」ともいわれるシンガポール動物園は、「オープンコンセプト」で知られ、動物たちが自然に近い環境で生活しています。特に有名なのは、ナイトサファリで、夜行性の動物たちを夜間に観察することができます。
3. ロンドン動物園（イギリス）: ロンドン動物園は世界最古の科学的動物園として知られており、多種多様な動物が生息しています。教育プログラムも充実しており、子供から大人まで楽しめる施設です。
4. ベルリン動物園 （ドイツ）: ベルリン動物園はヨーロッパ最大の動物園であり、約1500種、1万4000あまりの動物がおり、世界で最も種類の豊富な動物を展示しる動物園といわれています。
5. タロンガ動物園（オーストラリア）: 数多くの野生動物たちが暮らしているオーストラリアは、動物園も魅力的。シドニー市内に位置するこの人気の動物園は、シドニーハーバーの素晴らしい景色を背景に、カンガルー、コアラなど、さまざまな動物たちを観察できます。
それぞれに独自の魅力があり、世界中の動物好きから愛されている各地の動物園。訪れる機会があれば、ぜひその魅力を体感してみてくださいね。
